事例2.小笹東門クラブ

特徴

九州で初めて「マンション建替え円滑化法」(2002[平成14]年12月18日施行)を適用

再生前

小笹東門クラブ

市内でも珍しかった全戸メゾネット(2階建て)タイプ。モダンな造りは当時購入した方の自慢でした。電気容量が低く、給排水管も老朽化。共用部にエレベーターがなく、また入居者の高齢化で住戸内の階段の昇り降りも日常生活の大きな障害になってきました。

※福岡県住宅供給公社分譲マンション
■総戸数/32戸(16戸×2棟)
■竣工/1969(昭和44)年、1970(昭和45)年
■鉄筋コンクリート造 4階、全戸メゾネットタイプ
■延床面積/2,027㎡

再生後

コスモ南公園

隣接する敷地を購入し、敷地区域を広げて建替え事業を行いました。2棟を1棟のマンションにし、総戸数を50戸に増床。建替組合理事長のリーダーシップと組合員の協力が成功の鍵。

■総戸数/50戸
■竣工/2006(平成18)年2月
■鉄筋コンクリート造 地上8階、地下1階
■延床面積/5,037㎡

マンション再生までの流れ

エピソード

ナンジャモンジャの木

敷地内にあったヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)をシンボルツリーとして残しました。毎年4月末~5月、白い花を咲かせます。

「なんじゃもんじゃ通信」

建替え工事期間中に仮住まいする組合員の絆を深めるものとして計4回発行。

その他の事例