事例4.藤崎住宅

特徴

建替組合方式による九州最大規模の建替え

再生前

藤崎住宅

5階建でエレベーターがないため、高齢居住者にとって、階段の昇り降りが負担となってきた。建物が古くなり、設備配管の劣化をはじめ、敷地内に埋設された下水管の不具合なども発生。管理組合では10年以上もの間、建替えを検討してきたが、進展せず。福岡市による高さ制限の変更(のち廃案)をきっかけに、建替え検討を再開。

■総戸数/130戸(計4棟)
■竣工/1971(昭和46)年
■鉄筋コンクリート造 5階
■延床面積/8,839㎡

再生後

レジデンス百道

管理組合にて専門委員会を発足し、マンション建替えアドバイザーとしてラプロスが加わり建替え検討を開始。事業協力者選定コンペを行い、経済条件と提案プランを基に投票を実施し、西日本鉄道・東京建物を建替え事業協力者に選定。建替え決議後に全員参加により建替組合を設立した。建築費の上昇による負担増という場面もあったが、協議を進めながら建替えを実施。

■総戸数/232戸
■竣工/2015(平成27)年3月
■鉄筋コンクリート造 10階
■延床面積/23406㎡

マンション再生までの流れ

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